こんにちは!今回ご紹介するのは、福井県丹生郡越前町織田(おた)に鎮座する劔神社(つるぎじんじゃ)です。
越前二の宮として古くから崇敬を集め、あの織田信長公の氏神・織田家発祥の地としても知られる古社。杉の巨木に包まれた境内は、思わず背筋が伸びるような清々しい空気に満ちていました。
この記事では、劔神社の御祭神とご利益、織田信長とのつながり、国宝の梵鐘、境内のパワースポット、そして御朱印・御朱印帳の情報とアクセスまでまとめてご紹介します。

劔神社(つるぎじんじゃ)はどんな神社?
御祭神とご利益
主祭神は素盞嗚大神(すさのおのおおかみ)。八岐大蛇を退治した勇猛な神さまで、古くから疫病除けの神として篤い信仰を集めてきました。相殿には、この地に社を建てたと伝わる忍熊王(おしくまのみこ)が祀られています。
「劔」という社名も、素盞嗚大神が八岐大蛇から得たとされる剣の伝承に由来するといわれ、厄除け・災難除け・勝運といったご利益を求めて参拝する方が多い神社です。
越前二の宮としての歴史
創祀は悠久の昔、座ヶ岳の峰に素盞嗚大神を祀ったことに始まると伝えられます。その後、神功皇后摂政の頃に忍熊王が現在地へ社を建立したと伝わり、奈良時代にはすでに祈願の霊場として広く尊ばれていました。
越前国の二の宮として格式を保ち、現在も年間40を超える祭典や行事が営まれる、地域の信仰の中心地です。
織田信長のルーツ!織田家発祥の地
劔神社が全国的に注目される最大の理由が、織田信長を輩出した織田家発祥の地とされていること。もともと織田家はこの神社の神官を務めた一族で、後に武家として越前から尾張へ移り、あの戦国の覇者・信長を生み出したと伝えられています。
信長公は自らの先祖が神官であったことから、劔神社を氏神として厚く崇敬しました。「織田」という地名・名字そのものがこの土地に由来するという説もあり、歴史好きにはたまらないスポットです。
教科書に出てくるあの人物のルーツが、こんな静かな里に息づいているなんて…と、ロマンを感じずにはいられませんでした。
国宝の梵鐘は「織田文化歴史館」で見学を
劔神社が所蔵する国宝・梵鐘(ぼんしょう)は、奈良時代に光仁天皇が奉納されたと伝えられる由緒あるもので、日本で3番目に古い梵鐘とされる大変貴重な文化財です。
参拝前に知っておきたいポイントとして、この梵鐘は2015年10月に隣接する織田文化歴史館へ寄託され、現在は同館で常設展示されています。境内では見学できないので、実物を見たい方は必ず歴史館にも立ち寄りましょう。神社のすぐそばなので、あわせて訪れれば織田家と地域の歴史への理解が一気に深まります。
境内のパワースポット|杉木立の参道と末社・猿田彦神社

拝殿でお参りしたあと、ぜひ足を延ばしてほしいのが境内の奥。まっすぐ伸びる石畳の参道の両脇に、天を突くような杉の巨木がずらりと並びます。石鳥居の先に静かに佇むのが末社・猿田彦神社です。
猿田彦大神は「導きの神」として知られ、進むべき道を示してくださる神さま。就職や転職、結婚、移住など、人生の転機や新しい挑戦を控えている方には特に響くお社です。
木漏れ日が差し込む参道は、人の少ない時間帯だと物音ひとつしないほど静か。個人的には、ここが劔神社でいちばん空気の澄んだパワースポットだと感じました。
劔神社の御朱印・御朱印帳

こちらが実際にいただいた劔神社の御朱印です。中央に堂々とした「劔神社」の墨書き、右上には「越前二の宮」の文字。そして上部に押されているのが、織田家の家紋「織田木瓜(おだもっこう)」の朱印です。左下には鎮座地を示す「織田金栄山鎮座」の文字も添えられています。
織田信長ゆかりの神社であることが、一枚の御朱印からしっかり伝わってくるデザイン。参拝の余韻に浸りながら眺めていると、あらためて感慨深いものがあります。御朱印は社務所にて拝受できます。
そして御朱印集めをしている方に特におすすめしたいのが、織田家の家紋「織田木瓜(おだもっこう)」をデザインした御朱印帳。劔神社ならではの一冊で、参拝の記念にもぴったりです。地元・越前和紙を使った授与品も揃っています。
御朱印の歴史やいただき方のマナーについては、参拝の証、神仏とのご縁を結ぶ一冊。御朱印集めの魅力や歴史、マナーまで徹底解説!でくわしくまとめています。はじめての方はあわせてどうぞ。
なお、初穂料や授与の受付時間、期間限定の御朱印(福井県内の「御竜印」巡りなどの企画が行われることもあります)は変更される場合があります。確実に拝受したい方は、事前に公式サイトや社務所へご確認ください。
劔神社へのアクセス・基本情報
| 名称 | 越前二の宮 劔神社(つるぎじんじゃ) |
| 御祭神 | 素盞嗚大神(相殿:忍熊王) |
| 住所 | 〒916-0215 福井県丹生郡越前町織田113-1 |
| 電話 | 0778-36-0404 |
| 参拝時間 | 境内自由/社務所 7:00〜19:00(御祈祷受付 9:00〜16:00) |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 電車・バス | ハピライン武生駅から福鉄バス越前海岸線で約35分、「明神前」下車すぐ |
| 車 | 北陸自動車道 鯖江ICから約30分 |
祭典時などは受付時間が変動することがあります。最新情報は劔神社 公式サイトをご確認ください。周辺観光の情報はえちぜん観光ナビが便利です。
あわせて立ち寄りたい周辺スポット
- 織田文化歴史館:国宝の梵鐘を常設展示。神社に隣接しています
- 越前海岸:日本海の絶景とカニ・海の幸が楽しめるドライブコース
- 越前和紙の里:1500年の伝統を持つ和紙づくりを体験できます
まとめ|劔神社は歴史とご神気が重なる福井屈指の古社
素盞嗚大神の剣の伝承、越前二の宮としての格式、そして織田信長のルーツ——3つの物語が重なり合う劔神社。杉木立に包まれた静かな境内は、歴史に思いを馳せながらゆっくり過ごすのにぴったりの場所でした。
織田木瓜の御朱印帳を求めて訪れるもよし、猿田彦神社で新たな一歩を祈願するもよし。福井へ足を運ぶ際は、ぜひ参拝リストに加えてみてください。国宝の梵鐘が待つ織田文化歴史館とのセットが断然おすすめです。
参拝の作法やパワースポットの巡り方は、【完全版】運気が上がる! 神社・パワースポット巡り方と神社参拝のマナーと流れを紹介|鳥居、手水舎、拝礼の作法もぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、また次の御朱印の旅で!

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