③国産みの物語〜伊邪那岐命と伊邪那美命の大八島国を生む〜

古事記③ 国産みの物語〜伊邪那岐命と伊邪那美命の大八島国を生む〜 のイメージ画像

🏝️ 大八島国 生まれた島の順番

① 淡路島(あわじしま) ② 伊予之二名島(今の四国) 顔が4つ:愛比売・飯依比古・大宜都比売・建依別 ③ 隠岐島(おきのしま) ④ 筑紫島(今の九州) 顔が4つ:筑紫国・豊国・肥国・熊曾国 ⑤ 壱岐島(いきのしま) ⑥ 対馬(つしま) ⑦ 佐渡島(さどのしま) ⑧ 大倭豊秋津島(今の本州) これで八つの島=「大八島国」が完成

この後、吉備児島など、さらに小さな島々も生まれていきます

「ほな、次は二柱の神様が国を生む話やで。」

「おばあちゃん、それって国を作るて話?」

「そやねん。伊邪那岐命いざなぎのみこと伊邪那美命いざなみのみことが、前に生んだ子がちょっと不吉やったから、天津神あまつかみに相談しに行ったんや。」

「へぇ、それで天津神はなんて言うたん?」

「天津神さんがな、『女が先に言葉を発したのが良くなかったから、もう一回やり直しなさい』って言わはったんや。それで二柱はまた天御柱あまのみはしらを回って結婚し直したんやで。今度は伊邪那岐命が先に『べっぴんな女やなぁ』って言うたんや。」

「そしたら、うまくいったん?」

「うまいこといったで!そっからいろんな島を生み出していったんや。まず最初に生まれたんが淡路島あわじしまやったんや。」

「へぇ〜、淡路島ってそんな風にできたんやな!」

「そや、次に生まれたんが伊予之二名島いよのふたなのしま、今の四国や。四国には顔が四つあって、それぞれの名前があんねん。」

「顔が四つ?どんな名前なん?」

伊予国いよのくに愛比売えひめ讃岐国さぬきのくに飯依比古いいよりひこ阿波国あわのくに大宜都比売おおげつひめ土佐国とさのくに建依別たけよりわけっちゅう名前やで。」

「ほぉ〜、なんか神秘的やなぁ。」

「そやろ?次は隠岐島おきのしまを生んで、その後に筑紫島ちくしのしま、今の九州やな。この九州も顔が四つあってなそれぞれ、筑紫国、豊国、肥国、熊曾国やねん。」

「九州も顔が四つあるんやなぁ。面白いなぁ。」

「そやねん。その後は壱岐島いきのしま対馬つしま佐渡島さどのしま、こうやって次々に島を生んでいったんや。」

そして最後、八つ目に生まれたんが大倭豊秋津島おおやまととよあきづしま、これが今の本州やで。これで大八島が全部そろったんや。

「すごいなぁ、なんでそんなにたくさんの島を生むんやろ?」

「それはな、日本が大八島国おおやしまのくにっちゅう名前で呼ばれるくらいたくさんの島を持つ国やからやねん。」

「なるほど、大八島ってそういう意味やったんやなぁ。」

ほんで、大八島の後にもまだ島が生まれたんやで。まず生まれたんが吉備児島きびのこじまや。この島も特別やで。

「おばあちゃん、この話ほんまに面白いなぁ。いろんな島がこうして生まれたんやな!」

伊邪那岐命と伊邪那美命の二柱の神は、日本の島々を次々に生み出し大八島国と呼ばれるこの国を作り上げました。淡路島、四国、九州、隠岐島、壱岐島、対馬、佐渡島など、私たちの知る日本の島々がこうして神話の中で誕生したのです。日本の島々が持つそれぞれの神秘的な名前や物語を通して国産みの壮大な物語が描かれています。

目次

今日のかみさま・しまじま

名前読み方役割・説明
伊邪那岐命いざなぎのみこと国を生む男の神様。二回目の結婚の儀式で先に声をかけ、成功する
伊邪那美命いざなみのみこと国を生む女の神様。伊邪那岐命とともに次々に島を生んでいく
淡路島あわじしま大八島の中で最初に生まれた島
伊予之二名島(四国)いよのふたなのしま顔が4つある島。愛比売・飯依比古・大宜都比売・建依別という国がある
筑紫島(九州)ちくしのしま顔が4つある島。筑紫国・豊国・肥国・熊曾国という国がある
大倭豊秋津島(本州)おおやまととよあきづしま大八島国の最後、8番目に生まれた島。今の本州
吉備児島きびのこじま大八島の後にさらに生まれた小さな島の一つ
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この記事を書いた人

- 名前: トシ
- 年齢: 1965生まれ
- 職業: フリーランス
- 出身地: 大阪
-「神社巡り400社以上達成、御朱印収集と旅の楽しさをブログで発信」

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