ガガイモの船に乗って現れた小さな神・少名毘古那神と、大国主神による国づくり。案山子の久延毘古が名を明かす場面や、御諸山に祀られた神の物語をやさしく解説します。
🛶⛰️ 国づくりを助けた神々

「ばあちゃん、大国主神が海の波の上で不思議な船に乗った神さんに出会ったって話やろ?それってどんな神さんやったん?」



「それはな、少名毘古那っていう神さんやねん。彼はめっちゃちっちゃい神様でな、ガガイモの莢の船に乗って、蛾の皮を着てやって来たんや。なんか可愛らしいけど、めっちゃ大事な神様やで。」



「えぇー!?めっちゃ小さな神様が、大国主と一緒に国を作ったんか?それ、すごいなぁ!」



「そうやで。大国主神が最初に出会ったとき、誰もこの神さんの名前を知らんかってん。せやけど、蝦蟇が久延毘古なら知っとるかも言うたんや。それで久延毘古に聞いたらこの神は神産巣日の御子、少名毘古那やってことが分かったんや。」



「久延毘古?それって案山子の神様やんね?案山子やのになんでそんなに詳しいん?」



「そうそう、久延毘古は案山子やけど、天下の全てを知ってる神さんなんや。自分では歩けへんけど知識はすごいんやで。」



「なんや、不思議な世界やなぁ。案山子が何でも知ってるって、めっちゃおもしろいやん!」



「ほんで、大国主神と少名毘古那神が力を合わせてこの国を作り固めたんや。その後、少名毘古那神は常世国へ渡ってしもうたんやけどな。」



「常世国?それって、なんか遠い世界やんな?戻ってけえへんの?」



「そやね、常世国は不老不死の国やから少名毘古那神はそこへ行ってしもうたんや。でも、それまでは大国主神と一緒に頑張ってくれたんやで。」



「へぇ…そう聞くと、少名毘古那神って小さいけどめっちゃ重要な神さんやったんやなぁ。」



「そやで、サイズは小さくても、役割は大きかったんや。ほんで、大国主神が一人で国作りに悩んでたときにまた別の神さんが海からやって来たんや。」



「また神様が現れたんか?それはどんな神様やったん?」



「その神さんは、御魂を丁重にお祭りしたら、一緒に国作りを助けてくれるって言うたんや。ほんで、大国主神は『どうやってお祭りしたらええんですか?』って聞いたら『大和の山々の東の山の上に斎み清めて祭りなさい』って教えてくれたんや。それが御諸山の神様やねん。」



「なるほどなぁ、御魂をちゃんと祭りなさいってことやったんやな。それで国作りが完成したん?」



「そうやで。御諸山の神様のお力も借りて、ついに国作りが完成したんや。大国主神は、色んな神様の助けを得て日本をしっかり作り上げたんやで。」



「へぇ…神様同士もチームワークが大事なんやなぁ。」



「そやで、みんなが力を合わせることで、偉業を成し遂げるんや。それが神話の教えの一つやねん。」
今日のかみさま
| 名前 | 読み方 | 役割 |
|---|---|---|
| 少名毘古那神 | すくなびこなのかみ | 神産巣日の御子。小さな体で国作りを助けた神様 |
| 久延毘古 | くえびこ | 歩けないが天下の全てを知る案山子の神様 |
| 御諸山の神 | みもろやまのかみ | 大和の御諸山に祀られ、国作りを助けた神様 |
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