㉛ 海神宮への訪問

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🌊💍 山幸彦、海神宮への旅

山幸彦、海辺で泣いていると 塩椎神が現れ事情を聞く 塩椎神が竹籠の小船を作り 海へ流してくれる 魚の鱗のように並ぶ 綿津見の宮殿にたどり着く 泉のほとりの桂の木に 登って待つ 水を汲みに来た従者の器に 玉がくっつく 豊玉毘売、山幸彦の姿を見て 一目惚れする 綿津見神「天津日高の御子だ」と 分かり歓待する 山幸彦と豊玉毘売 結婚することになる 失くした釣針を探す旅が、思わぬ縁を結んだ

「ばあちゃん、この前の山幸彦の続きの話してくれへん?」

「おっ、そやったな。山幸彦(火遠理命)が海辺で泣きながら座ってると、塩椎神しおつちのかみがやって来てな、『なんで泣いてるん?』って訊ねてん。」

「それで、山幸彦はなんて言うたん?」

「山幸彦は、『兄ちゃんと釣具を交換したら、その釣針をなくしてしもたんや。で、兄ちゃんが『釣針を返せ』言うて、どんだけ釣針作っても納得せえへんねん』って話したんや。」

「そうやったな…。それで塩椎神はどうしたん?」

「塩椎神はな、『私がええ方法を考えたるわ』って言うて、竹で編んだ籠の小船を作ってくれたんや。その船に乗ってしばらく流されるように言うたんや。」

「それで、山幸彦はどうしたん?」

「山幸彦は言う通りに進んで、塩椎神が教えてくれた通りに行くと、ほんまに魚の鱗みたいに家が並んだ宮殿があったんや。それが綿津見わたつみの宮殿やったんやで。」

「すごいなぁ…。それで、宮殿の中で何があったん?」

「山幸彦が宮殿の門に着くと、泉のほとりにある桂の木の上に登ったんや。すると、豊玉毘売とよたまびめっていう娘が出てきて、水を汲もうとしてん。そこで、山幸彦が水を求めたんやけど、泉の水に玉を吐き入れて玉が器にくっついてしもたんや。」

「へぇ、玉がくっついてどうなったん?」

「その玉が器にくっついたまま、豊玉毘売に渡されたんや。豊玉毘売はその玉を見て不思議に思って、外に出て山幸彦の姿を見て一目惚れしたんや。」

「それでどうなったん?」

「豊玉毘売は父の綿津見わたつみに報告して、綿津見が門の外に出て山幸彦を見て、『これは天津日高の御子、虚空津日高そらつひこだ』と分かって宮殿の中に案内したんや。」

「それでどうなったん?」

「綿津見は山幸彦を迎えて、海驢あしかの皮の畳を重ねてその上に絹の畳を敷いてたくさんのごちそうを用意したんや。そして豊玉毘売と結婚させたんやで。」

「わぁ、ほんまに素敵な話やなぁ。山幸彦が海神宮で幸せになったんやな。」

目次

今日のかみさま

名前読み方役割
塩椎神しおつちのかみ山幸彦を助け、海神宮への道を教えた神様
豊玉毘売とよたまびめ綿津見神の娘。山幸彦と結婚した
綿津見神わたつみのかみ海神宮の主。豊玉毘売の父
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この記事を書いた人

- 名前: トシ
- 年齢: 1965生まれ
- 職業: フリーランス
- 出身地: 大阪
-「神社巡り400社以上達成、御朱印収集と旅の楽しさをブログで発信」

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