日本最古の歴史書『古事記』は、どんな神さまが現れるところから始まるのでしょうか。別天津神五柱から神世七代、そして伊邪那岐命・伊邪那美命の登場まで、物語のはじまりをおばあちゃんと孫の会話でやさしくご案内します。
古事記が、少しでも楽しく分かりやすいように大阪のお婆ちゃんが孫に語る日本神話の物語を解説してみました。神々が誕生した神秘の物語、大阪弁での解説を楽しんでいってもらえれば幸いです。

お婆ちゃんと孫が語る「天地開闢」〜神世七代のはじまり〜
📜 かみさまが現れた順番

「ねえねえお婆ちゃん、なんか面白い話ない?」



「面白い話か…」



「日本の神話の話は知ってるか?」



「神様の話して言うぐらいしか知らんわ」



「ほな、天地開闢っちゅう話を教えてあげるわ。天と地が初めて分かれた時のお話やねん。」



「ふーん、おばあちゃん天と地が分かれた?どんな感じやったん?」



「そやな、まず、高天原っていう天の世界に最初に
現れたんが、造化三神ちゅう神様たちでな。
天之御中主神っちゅう神さんやった。
次に出てきたんが、高御産巣日神、ほんで神産巣日神や。この三柱の神さんらは、姿は見せへんかったけど神様やってん。」



「姿見えへん神様て何なん?なんか不思議やな。」





「せやな、不思議やけど、これが神話や。次にな、まだまだ国土っちゅうもんが固まらへんかった時期があったんや。それがちょうど水に浮いとる油みたいな状態で油や泥が漂うみたいにふわふわしとったんや。
その泥沼の中から葦の芽がにょきにょきと出てきた感じで神様になったんや。それが、宇摩志阿斯訶備比古遅神っちゅう神様や。」



「葦の芽が神様になるってすごいなぁ。」



「ほんでな、次に出てきたんが、天之常立神や。この神さんも姿は見せへんけど、ちゃんと存在しとる神様やで。この二柱の神さんも天津神って呼ばれる特別な神様やねん。」



「天津神って、どんな神様なん?」



「天津神は、天の世界に住んでる神様やな。ほんで、次に現れたんが、国之常立神と豊雲野神や。これもまた姿は見せへんかったんやけどな。」



「へ〜、ほんで、その後どうなったん?」



「次にな、宇比地邇神っていう神様が現れたんや。その次に女神さんで須比智邇神が現れた。ほんで次は、角杙神、その後にまた女神で活杙神が出てきたんや。」



「おばあちゃん、なんかいっぱい神様おるなぁ、名前も難しいし…」



「せやな、名前も難しいけど、大事な神様やから覚えとかなあかんで。次に出てきたんが、意富斗能地神と女神の大斗乃辨神や。」



「次々神様出てくるけど、最後は誰やったん?」



「最後にな、伊邪那岐命と伊邪那美命っちゅう二柱の神様が現れてん。この二人はめっちゃ大事な神様で、上に言うた神様らと合わせて神世七代っちゅうねん。」



「神世七代かぁ、おばあちゃん、この話めっちゃ長い話やな。」



「そやな、でもこの神様たちが日本を作ってくれたんやから、覚えとくんやで。」


日本神話では、天と地が初めて分かれたとき多くの神々が次々と現れました。これらの神々は神世七代と呼ばれ、日本の国の基盤を築いたとされています。この物語は日本の文化や歴史を理解するうえで非常に重要なものであり、知っておくべき神話です。
今日のかみさま
| 名前 | 読み方 | 役割 |
|---|---|---|
| 天之御中主神 | あめのみなかぬしのかみ | 最初に現れた別天津神。姿を見せない神様 |
| 高御産巣日神 | たかみむすひのかみ | 天之御中主神の次に現れた別天津神 |
| 神産巣日神 | かむむすひのかみ | 別天津神の一柱。多くの神話に登場する |
| 宇摩志阿斯訶備比古遅神 | うましあしかびひこぢのかみ | 葦の芽のように、ふわふわの中から生まれた神様 |
| 天之常立神 | あめのとこたちのかみ | 別天津神の最後の一柱 |
| 国之常立神 | くにのとこたちのかみ | 神世七代の一代目 |
| 豊雲野神 | とよくものかみ | 神世七代の二代目 |
| 宇比地邇神・須比智邇神 | うひぢにのかみ・すひぢにのかみ | 神世七代の三代目。初めて現れた男女のペア |
| 角杙神・活杙神 | つのぐひのかみ・いくぐひのかみ | 神世七代の四代目の男女のペア |
| 意富斗能地神・大斗乃辨神 | おほとのぢのかみ・おほとのべのかみ | 神世七代の五代目の男女のペア |
| 伊邪那岐命・伊邪那美命 | いざなぎのみこと・いざなみのみこと | 神世七代の最後に現れた重要な男女の神様。この後の物語の主役 |









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