㉖邇邇芸命

古事記㉖ 邇邇芸命 のイメージ画像

👶⛩️ 天孫降臨のはじまり

天照大御神と高木神が 天忍穂耳命に天降りを命じる 天忍穂耳、生まれたばかりの 我が子・邇邇芸命を推薦する 邇邇芸命に葦原中国を 治めるよう委任する 天降りの途中、道の辻に 光り輝く神が立っている 天宇受売神が 「何者か」と問いただす 猿田毘古神「国つ神です、道案内に 参りました」と答える 天と地の境で、神様同士の助け合いが始まった

「ばあちゃん、天照大御神あまてらすおおみかみ葦原中国あしはらなかつくにを治める神様を選んだんやろ?でも、誰を選んだん?」

「そうやね。最初はな、天照大御神と高木たかぎ神が、天忍穂耳あめのおしほみみに天降って国を治めるように言うたんやけど、天忍穂耳がな、こう言うたんや。」

「なんて言うたん?」

『わたしが天降ろうとした間に子供が生まれました。この子が天降る方がええんちゃうかな』ってな。」

「え?自分で行かんと、子供に任せるん?」

「そうや。天忍穂耳の子供、名を天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命あめにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎのみことって言うねんけど、この子に任せることになったんや。」

「その名前、めっちゃ長いな…。」

「せやろ?でも、この子が次の主役や。だから、天照大御神も『この豊葦原の国をお前が治めるんやで』って委任したんや。」

「それで、天降る準備を始めたんか?」

「そうそう。いよいよ天降ろうとしたときにな、道の辻に不思議な神が立っとってな。」

「不思議な神って?」

「その神はな、上は高天原を照らし、下は葦原中国を照らしておったんや。ちょうど天と地の境目に立っとる感じやな。」

「そんな神、誰なん?」

「それがな、猿田毘古さるたびこ神っていう神様や。この神様が天つ神あまつかみの御子が天降ることを知ってお出迎えに来てたんや。」

「へぇ~、わざわざお出迎えに来てくれたんやな。」

「そうやねん。それで、天宇受売あめのうずめ神が先に猿田毘古に会いに行って、『誰や?天つ神の御子が来る道におるんは?』って聞いたら、猿田毘古がこう答えたんや。」

「なんて?」

『わたしは国つ神くにつかみで、猿田毘古と申します。天つ神の御子をお迎えに来たんです』ってな。」

「へぇ~、ちゃんとした挨拶もして、天つ神を迎えに来るなんて、ええ神様やなぁ。」

「せやねん。猿田毘古はこの後も天つ神の御子の道案内をする大事な役割を果たすねん。」

「神話の中でも、助け合いの精神があるんやなぁ。」

「ほんまにそうや。神様同士も助け合って、国を治めるために力を合わせるんや。これが神話の面白いところやね。」

目次

今日のかみさま

名前読み方役割
邇邇芸命ににぎのみこと天忍穂耳命の子。葦原中国を治めるよう委任された
猿田毘古神さるたびこのかみ天と地の境で道案内をした国つ神
天宇受売神あめのうずめのかみ猿田毘古神に素性を尋ねた神様
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この記事を書いた人

- 名前: トシ
- 年齢: 1965生まれ
- 職業: フリーランス
- 出身地: 大阪
-「神社巡り400社以上達成、御朱印収集と旅の楽しさをブログで発信」

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