八尺瓊勾玉・八咫鏡・草那芸之剣——三種の神器を授かった邇邇芸命が、高千穂の霊峰へ降り立ちます。「鏡を私の魂と思って祭りなさい」という言葉の意味をやさしく解説します。
🌄 天孫降臨と三種の神器

「ばあちゃん、天孫降臨ってどういう話やったん?」



「おお、天孫降臨か!それはな、邇邇芸命が天から降りてきて、この地を治めることになった話やで。」



「なんで邇邇芸命が降りてきたん?」



「天照大御神と高木神がな、五つの部族の首長や神々を集めて、葦原中国を平定するために送り出したんや。彼らが持ってきたんは、八尺瓊勾玉や、八咫鏡、草那芸之剣といった大切な神具やねん。」



「なるほど!その神具って、めっちゃ大事なものなんやな?」



「せやで!天照大御神は、その鏡を『わしの魂やと思うて、大事に祭りなさい』って言うてたんや。」



「鏡が魂って、なんか深い意味がありそうやなぁ。」



「そうやな。鏡は神様を見るための象徴でもあるし、神様そのものやからな。そして、この鏡と一緒に他の神具も天降りに必要なもんとして持たされたんや。」



「へぇ~。それで、邇邇芸命はどこに降りてきたん?」



「邇邇芸命はな、高千穂の霊峰に降り立ったんや。そのとき、天から道が開けて、彼が浮橋を渡って島に降りたんやで。」



「それで、その土地を見てどう思ったん?」



「邇邇芸命はな、『この土地は韓国に向かい合って、朝日はまっすぐ差し、夕日は輝いて見える。ほんまにええ国や』って言うたんや。」



「それって、なんかすごい景色が広がってそうやな!」



「そうやで!そこに、地底の磐石に宮柱を太く立てて、空に千木を高くそびえさせた、壮大な宮殿を建てて住んだんや。」



「へぇ~、それが邇邇芸命の新しい家なんやなぁ。」



「そうやねん。ここから、彼の子孫たちが日本の国を治めていくんや。それが、天孫降臨の話の大事なところやな。」



「ほんまにすごい話やなぁ。天から降りてきて、国を治めるって、かっこええわ!」



「そやろ?日本の神話には、こういう偉大な話がぎょうさん詰まっとるんやで。」
今日のかみさま
| 名前 | 読み方 | 役割 |
|---|---|---|
| 邇邇芸命 | ににぎのみこと | 高千穂に降臨し、宮殿を建てた神様 |
| 八尺瓊勾玉・八咫鏡・草那芸之剣 | やさかにのまがたま・やたのかがみ・くさなぎのつるぎ | 邇邇芸命が授かった三種の神器 |
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