㉔建御名方神

古事記㉔ 建御名方神 のイメージ画像

千人引きの岩を持ち上げて力比べを挑んだ建御名方神と、建御雷神の対決。諏訪まで追われ、諏訪大社に祀られるまでの物語を、おばあちゃんと孫の会話でやさしく解説します。

💪 建御名方神との力比べ

建御名方神、千人引きの大岩を 軽々持ち上げて力比べを挑む 建御雷神の手が氷柱や剣の刃に 変わり、恐れをなす 建御雷神が建御名方の手を 若葦のように握りつぶす 建御名方、逃げ出し 信濃国の諏訪湖まで追われる 追い詰められ「諏訪から動かず 逆らいません」と降参する 諏訪大社に祀られ、国譲りが完成する 力比べの末、葦原中国は完全に天つ神のものとなった

「ばあちゃん、建御名方たけみなかたってめっちゃ強そうやな!千人引きの大岩を軽々持ち上げてくるなんてすごいやん!」

「ほんまに強い神様やで、建御名方は。自分の国に誰かが内緒話してるのに気ぃついて力競べを挑んできたんや。それで、まず建御雷たけみかづちの手を掴んでみようってなったんやけど…。」

「そんでどうなったん?勝ったんか?」

「それがな、建御雷はただの手やなくて、その手をたちまち氷柱に変えたり剣の刃に変えたりしてん。建御名方はビックリして怖なってもうてんや。」

「建御雷、ただもんやないなぁ…。」

「そやけど、それで終わりやないねん。今度は建御雷が建御名方の手を掴んだら、葦の若葉を潰すみたいに簡単に握り潰してもうたんや。ほんで建御名方は逃げ出してもうてな、信濃国しなののくに諏訪湖すわこまで追いかけられてしまったんや。」

「逃げても追いかけられるんか…。それで、建御名方はどうなったん?」

「諏訪湖まで追い詰められて、殺されそうになったとき建御名方はついに降参したんや。『もう勘弁してください。この諏訪からは動きませんし、父の大国主おおくにぬしにも逆らいません』って約束したんや。」

「建御名方も潔いなぁ。ちゃんと降参して約束守るって言うてるし。」

「そうやねん。それで、建御名方は諏訪に残って、二度と天つ神あまつかみに逆らわへんって誓ったんや。葦原中国あしはらなかつくにはこれで完全に天つ神のものになったんやで。」

「うわぁ、めっちゃドラマチックやな。強い神様同士が力競べして最後は降参して平和になるんやな。」

「そうや、神話にはこういう戦いや駆け引きがいっぱいあるんや。でも、それを通じて国が平和に治まっていくっていうのが大事なんやで。」

「なるほどなぁ…。ほんで、建御名方は諏訪でどうしてたん?」

「諏訪では建御名方が神様として祀られてな、今でも諏訪大社があって信仰されてるんや。諏訪湖のほとりでずっと守ってはるんやで。」

「へぇ、建御名方は今でも人々に大事にされてるんやなぁ。なんか、歴史を感じるわ。」

この力比べで建御名方神を降した建御雷神は、奈良の春日大社に武甕槌命(たけみかづちのみこと)として祀られています。

目次

今日のかみさま

名前読み方役割
建御名方神たけみなかた大国主の子。力比べに敗れ、諏訪に留まった神様
建御雷神たけみかづちのかみ手を氷柱や剣に変えて力比べに勝った神様

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この記事を書いた人

- 名前: トシ
- 年齢: 1965生まれ
- 職業: フリーランス
- 出身地: 大阪
-「神社巡り400社以上達成、御朱印収集と旅の楽しさをブログで発信」

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